WORKS

制作実績

学生向け教育カリキュラム/プログラム用教材映像

Client/ クライアント

一般社団法人電池サプライチェーン協議会 / 一般社団法人電池工業会 様

Cost/ 費用

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Term/ 期間

約3か月

Creative/ 範囲

企画 / 提案 絵コンテ ディレクション 3Dモデリング 3Dモデリング(背景) 3D質感設定 3Dアニメーション 編集
 
 

制作概要

お客様のリクエスト学生でも理解できる映像を制作してほしい

経済産業省が設立した「関西蓄電池人材育成等コンソーシアム」の取り組みにて、高専や工業高校での教育カリキュラム/プログラムで使用するための教材用映像の制作をご依頼いただきました。授業で解説する「二次電池を取り巻く業界」「バッテリーの製造工程」「業界の未来等」等の3つの要素を学生でも理解できるわかりやすい内容とすることを求められました。

ダッドのソリューション企画から完成まで全工程一貫対応

ダッドはプロデューサー・ディレクター・デザイナー・2Dアニメーター・3Dアニメーター・撮影スタッフ・映像編集者など、映像制作に必要なすべてのスタッフが在席しており、すべてを内製で完結することが可能です。
本案件も撮影を除き (※)、企画から完成まで内製で制作を行いました。内製で制作することで、費用低減および統一感のあるデザインと内容を実現することができました。
(※本案件の撮影は、お客様ご指定の協力会社による撮影となりましたが、ダッドの撮影スタッフが撮影に帯同および現場指示をすることで、通常の案件と同様の撮影クオリティを担保いたしました)

最初の授業にて映像を使用されると伺ったため、授業のオープニング感および授業への期待感を醸成するため、映像の一番初めに大きなタイトルを出現させるという映像構成にしました。タイトルのデザインはダッドのスタッフによるものです。

バッテリー製造の複雑な工程を簡略化することで、分かりやすさ向上に努めました。デザイン部分もオリジナルのアイコンをアニメーションさせるなど、わかりやすさだけでなく視聴者を飽きさせない工夫をしています。

2Dアニメを使用して、再生可能エネルギー発電におけるバッテリーの役割と必要性を説明しています。視聴者である学生が飽きないようにアニメーションの動きにはこだわりました。

3Dアニメを使用してバッテリーの製造工程を説明しています。実際の設備では中を見ることができない工程や、わかりづらい部分を3Dアニメで補足することで、視聴者の理解促進につながるよう心掛けました。

結果・成果 将来の電池業界の人材育成に役立てていただく

高評価をいただき、予定どおり授業で使用いただくことができました。お客様のウェブサイトでも「バーチャル工場見学動画」として本映像に言及いただいています。 お客様のウェブサイトはこちら
授業にはNHK大阪の取材が入ったとのことで、NHKにてダッド制作の映像の一部が放映されました。

通常の撮影だけでなく、ドローンによる構内空撮を実施しました (※本撮影映像は客先指定の協力会社スタッフによる撮影ですが、ダッドにもドローンドライバーが在席しているため同様の撮影に対応可能です)。

撮影映像をそのまま使うだけでなく、2Dアニメと組み合わせることで分かりやすさ向上に努めました。

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担当ディレクター

通常ご依頼いただく案件と異なり、大人や業界関係者ではなく学生 (高校生/高専生) でも理解できる映像にする必要があったため、説明内容や文言の言い回しなどの部分でいつもとは違う苦労がありました。
ご要望いただいた3つの要素をテンポよく説明する構成とすることで、短い授業時間の中でも授業内容の予習や復習に使えるようにしました。
また、映像を視聴した学生が電池業界そのものに希望を持てるように、エンディングの演出にはこだわって制作しました。