ダッドを選んだ理由
前職ではCAE解析の仕事に携わっていて、楽しさややりがいを感じていたので、転職の際も「ものづくり」に携わりたいという想いがありました。
私には高次脳機能障がいがあるのですが、転職活動では障がいについて伝えた時点で断られてしまうことが続いていました。そんな中、障がい者雇用サイトでダッドの求人票を見て、「チャンスを頂けるのであれば、是非チャレンジしたい」との想いで応募しました。障がい者雇用でも技術職があったのが珍しかったですし、ありがたいなと思っていました。
面接日は台風が上陸している中を、大阪の自宅から愛知のダッド本社へ移動する必要があったのですが、事前に連絡をいただいたり、帰宅時には最寄りの駅まで車で送っていただいたりと、非常に配慮してもらえたことを覚えています。
また、他社の面接時には障がいの内容ばかりで話が終わってしまうこともあったのですが、ダッドでは職歴の内容についても丁寧に聞き取りしていただき、職務経験を活かせる業務があることを教えていただきました。
私は障がいの関係で車通勤が出来ないほか、疲れやすいという特徴があるのですが、内定が出た後に、会社の方から通勤ルートについて詳しく教えていただきましたし、工場内のどの門から入るのが一番近いのかなども教えてもらいました。
今の仕事内容を教えてください
トルクチューブやモーターコイルといった車の部品を中心に、色々な製品のCAE解析に携わっています。
今は解析のための準備や、解析結果を見ての考察・報告資料作成などを中心に担当しており、できることを少しずつ増やしている段階です。
これからはソフトウェアやルーティーン業務を覚えていくだけでなく、基本的な材料力学、熱力学など、工業的な知識・自然科学の知識を学んでいくことが必要だと思っています。実務では、お客様と直接やり取りするような業務にも従事し、単独でプロジェクトを担当したいです。
仕事のやりがいや醍醐味、面白さ
「ものづくり」に関われることです。
ダッドには長い期間をかけて培ってきた専門性の高い技術力があり、多くのソフトウェアや製品に関する知識を体系的に保有しています。解析業務ではそれらの知識を用い、コンピュータを通して「ものづくり」を支えるやりがいを日々感じています。
職場の雰囲気を教えてください
職場では、在宅勤務の方やフレックスで時間をずらして出勤している方もいるため、お昼にWebツールを使って昼礼を行っています。
私は出社の方が都合のいい場合が多いので、毎日出勤しているのですが、職場の雰囲気は明るく、出勤・在宅関係なく先輩社員に相談しやすい環境があります。
また、私には記憶障がい(物事を忘れやすい)という症状があり、指示してもらう際には「チャットで指示することで履歴に残す」「まとめて言うのではなく、細かく区切って指示を出す」といった配慮をしていただいています。
毎週火曜日には、先輩社員と上長と3人の面談時間が設けてあり、「障がいのことも含めて現在困っていることが無いか」を確認してもらっています。多くの配慮をしていただきながら日々業務に励んでいます。
ワークライフバランスについて
土日は体を休めるようにしており、テレビを見たりゲームをしたり、リラックスして過ごすことが多いです。
最近は仕事や健康のためにも体力をつけたいと思い、ジムに通い始めました。自転車に乗ることも好きなので、少し遠くの駅まで自転車で出かけることもあります。
平日も有給休暇が取得しやすく、通院の関係で休まなければいけないこともあるため、非常にありがたいです。